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BCPコラム

BCP策定にかかる費用はどのくらい?

2022.04.11更新

BCP策定にかかる費用

BCPの策定支援をコンサルティング会社や士業等の専門家に依頼する場合、それなりの費用がかかります。

コンサルティング会社や士業事務所等をインターネットで検索してみると、次のような費用感であることがわかりました。

専門家に依頼する場合の費用例

 Aコンサルティング会社Bコンサルティング会社Cコンサルティング会社
標準報酬額1事業所あたり120万円(税別)〜100万円(税別)〜200万円(税別)〜
期間1年3ヶ月最短1ヶ月
特徴策定支援のみではなく、企業が主体的にBCPを策定のアドバイスをするサービスを展開(月額3万円〜)経営コンサルティングがメインの会社のようです。積極的にはBCP策定を行なっていないような印象を受けました。当該会社のテンプレートに落とし込む方式により、BCPを策定されるようです。
 A行政書士事務所B中小企業診断士
標準報酬額40万円(税別)〜30万円(税別)〜
期間不明不明
特徴事業所の規模や数、従業員数等によって変動。事業所の規模や数、従業員数等によって変動。

取引先への安心感など、BCPの策定がプラスに働くことも

経営者からみると、やはり安い金額ではありませんよね。
直接的な利益を生まないものにお金をかけることを躊躇する心情はよくわかります。

見せ方次第では売上アップにも使えるかもしれませんので、BCPの策定がプラスに働く可能性もあります。

でも、冷静に考えてみてください。
BCPは結果的に損失を抑えることができるものです。

例えば、BCP策定に100万円の費用を支払ったと仮定します。
そして策定後、御社においてBCPを必要とするような災害が発生したとしましょう。

BCPを策定した結果、通常業務に戻るまでは1週間でした。
ところが、BCPを策定していなかった同業企業は同じ状況下において、通常業務に戻るまで2ヶ月の期間を要しました。

1ヶ月あたりの売上高は企業毎に異なりますので一概には言えませんが、BCPを策定された企業の方が確実に損失を抑えられたと思われます。

もちろん災害の程度によって上記の結論は異なってきますが、BCPを策定している企業とそうでない企業とでは、確実に復旧可能性、復旧までの時間が違ってきますのでBCPを策定して損はありません。

また、BCPを策定することにより、取引先に安心感をもってもらうことが出来ます。
見せ方次第では売上アップにも使えるかもしれませんので、BCPの策定がプラスに働く可能性もあります。
是非、BCPの策定をご検討ください。

コンサルティング会社と士業等事務所との費用感の違い

コンサルティング会社と士業等事務所との費用感の違い

今回の記事を書くために他社の費用感などを見ていて、ひとつ気づいた事があります。

コンサルティング会社では、BCPそのものについての知識は十分であるはずですが、法務面からみた場合やシステム面からみた場合に、なかなか両方に精通している会社って少ないのではないかと思いました。

どちらかというとシステム面に強い印象です。
士業等の専門家の場合、法務面は当然にプロだとしても、システム面に精通している先生は少ないと思います。

とりわけ士業等事務所のBCP策定報酬額は低いように感じましたが、システムリスク対策などへの手当てが弱いのかもしれません。

ご依頼者目線でみた場合、BCPそのものの知識は当然のこと、法務面やシステム面にバランスのとれた会社(先生)にご依頼されるのが良いでしょう。

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